2023-05-05 アンチアローン オリジナル 詩 雨は降るよ 今夜も空しい夜に 一人だけで泣いた綺麗事で終わる 愛情はもう錆びついた聴き飽きた音楽が 惰性で流れる六畳間そこにあるのはたぶん これまでの罪悪だろ だけどそいつにしか 縋れない出来損ないの僕らが 光を求めて尚も歩くのは少しでも明るい未来を 信じているから死にたいは生きたい消えたいはまだ終われない そうだろう裏腹の言葉をいつも抱えて笑うその顔と 眩しい背中に救われる奴が 必ず一人は居るから