FOREVER POETRY

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春の終わり

さよなら

僕らは別れを告げた

あれから数年

僕は変わらないままで

この季節に立っていた

 

悲しみの果てで

誰かに会えるはずだと

信じきった信念は

駅前の人混みに押しつぶされ

 

夢も友情も希望も愛も

知らないほうがよかったか

全部なくして ふて寝して

 

夕焼け時

幸せと理想が不釣り合い

家族の笑い声といつかの夢が不釣り合い

春の終わり

空っぽなまま

空っぽなまま