2020-04-14 春の終わり 詩 オリジナル さよなら 僕らは別れを告げた あれから数年 僕は変わらないままで この季節に立っていた 悲しみの果てで 誰かに会えるはずだと 信じきった信念は 駅前の人混みに押しつぶされ 夢も友情も希望も愛も 知らないほうがよかったか 全部なくして ふて寝して 夕焼け時 幸せと理想が不釣り合い 家族の笑い声といつかの夢が不釣り合い 春の終わり 空っぽなまま 空っぽなまま